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ご存じですか?六ヶ所再処理工場のこと

六ヶ所再処理工場ってご存知ですか?
原子力発電所で出た核燃料廃棄物を再利用して、リサイクルできるようにしようというものです。その理念はなるほど、と思うところもあるのですが、現代の技術ではまだコントロールが難しいところも多く、多くの危険や課題を残しているように思います。

最初に気になるのは、新たに出る核のゴミのことです。
日頃、海や空に垂れ流すものも気になりますが、最終処分(つまり無害化する)方法の見つかっていない、ものをどうするのかも気になります。廃棄物の放射能半減期にも満たない、300年は保つよという程度の埋め立て処理が考えられているわけですが、それをする最終処分地はまだ決まっていません。300年後のことなんか知らない、というのは無責任ですよね。同時代人として、それはしてはいけないことだと思うのです。しかも、最終処分地は決まっていなくても、現実にゴミは増えているのです。

それから、日本は地震国だということ。
早期警戒警報装置などもあちこちで導入が進められていますが、それが直下型地震に対して有効でないのは設計段階から言われており、先日もそれが実証されたばかりです。原子力発電関連施設において何かあった時、ワーストケースで何が起こるのか?ということを考える必要もあるのではないでしょうか?
近年、企業社会においてはさかんにリスクマネジメントという言葉が言われます。しかし、いざ起きてしまったらマネージしようのないものになる可能性があるものに、なぜ、わざわざ手を染めなくてはいけないのでしょうか? その分、別の方向に力を注ぐべきなのではないでしょうか? そう考えます。

この分野においては、トリレンマという言葉があります。3つのE、経済成長(Economy Growth)とエネルギー需給安定(Energy Security)と環境保全(Envirnmental Protection)をどうバランスさせ、成り立たせていくかという、とても大きな課題です。何でもかんでも昔に戻れば/戻せばいいというわけではありません。
しかし、私たちは、今の生活が、同時代や未来の人の犠牲の上に立ってまで維持すべきものなのか?ということを見直したいし、より多くの方にそのことを一緒に考えていただきたいと思っています。
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